Furukawa Takumi0128’s blog

アート中心のブログかな?

リ・ウーハン展 後編 新国立美術館 2022

外に設置されていた作品。

 

東洋と西洋のさまざまな思想や文学を貪欲に吸収した李は、1960年代から現代美術に関心を深め、60年代後半に入って本格的に制作を開始しました。視覚の不確かさを乗り越えようとした李は、自然や人工の素材を節制の姿勢で組み合わせ提示する「もの派」と呼ばれる動向を牽引しました。また、すべては相互関係のもとにあるという世界観を、視覚芸術だけでなく、著述においても展開しました。モノ派といえども、モニュメント的な作品は好きです。