早、半世紀前東海大学芸術学科でお世話になった先生です。
たった1年半しかいなくて先生の僕の記憶もあまりなかったようですww
河野先生は、芸術学科の専任講師として赴任。
日本美術史の近世を担当。ゼミでは琳派を享受されました。この時は、宗達について半年学びました。こんなこと書いてはいけないのですが、先生も研究者としては、まだ発展途上の段階でレパートリー少なかったようですww
東海の芸術学科というのは、ありとあらゆる芸術を学ぶ学科で、実技あり、美学美術史ありのどれを専門にしていいのかわからない学科でした。
どちらか言うと、25名の少数クラスなのに実技系志望者が多かったように思います。
18歳やそこいらで、自分の進路を決めろというのは酷な話です。
この世界、才能(饒舌、超うまい技術、出会い)しかないのです。
僕は案の定、半端な世界に陥り実技にせよ、学問にせよ中途半端な人間になってしまいました。
またこの大学のことについては別に列記することにしましょう!
2021年銀座の僕の個展にて撮影。